本にはまるといいことがある
本郷が舞台の小説にはまっている。
ちびちび読む自分が、一日100ページのペースで読み進めている。
めっちゃ面白い。
気分があがるかなー、と思ってT大出身のミュージシャンの音楽を聴きながら読んでいる。
ぱたんと本を閉じると「Bくらが旅に出る理由」が流れてきて、
中学生の頃を思い出した。
高校受験が終わったご褒美に、父と横浜までデートした。
途中、秋葉原でカメラを買ってもらった。
ゴッホ展を観て、中華街で豚まんを頬張り、小さな中華料理屋さんがとっても美味しかった。
駐車場へ戻る途中、コンビニで高校選手権に出ている選手たちに遭遇する。
のちの日本代表選手もいた。
そんな帰り道に、
羽田空港の横に差し掛かったころ、この曲が流れてきた。
照明が綺麗で、やっと旅に出られる歳になったんだなとか思いながら
噛み締めた曲。
ずっとこのままここにいたいな、と思った不思議な感覚だった。
良本は良曲にも出会わせてくれる。