不思議な感覚
これといって特に書くようなことはしなかった一日。
久々に大河ドラマを観るくらいの、テレビがやかましかったり
携帯を見なくていい珍しい一日でもあった。
とても不思議な感覚を味わった。
もうしばらく味わっていなかったものかもしれない。
まるで鋭いアンテナを張っているように、
見るものや景色のいいところがぱっと、どんどん目に飛び込んできて、
カメラにすっと収まる。
撮っていて楽しいという今までより、ちょっと緊張感があって
撮ることに集中できている。
頭の中に余計な言葉がなくて、感覚だけで撮ることができる。
その場の思いつきで動いてみると、対象を美しいアングルで捉えられるかのよう。
イメージの説明は写真をチェックしてから、少しだけ湧く。
思えば、こういう感じって10代のころの絵を描いていた時間には
完成するまで結構継続してあったなぁ。
自分で写真を撮り始めてからは初めてだ。
「こんなにピンとしていて、夜に眠れるかな?」と思ったのだけど、
それこそ大河を観て、ストレッチして、お風呂にゆーっくり浸り、
パソコンを開いたら、次第に消えてしまった。
なにか物をつくる人って、いつもこんな感じなのかな???
などとさえ思えた不思議な感覚でした。
なんだか、いろんなことが楽だったな。
ご飯も美味しく頂けたし。