女性誌から卒業します

今週のお題「卒業」

ここ数年、女性誌を購読してきた。
ステキ・ファッション、ステキ・インテリア、
ステキ料理、ステキ・ホームパーティ、ステキ雑貨。

そういうものにちょっと飽きたのか、疲れも感じる。

誰かがつくる流行に乗るのは楽しい。
でもいつもどこかで「自分は”ステキ”じゃないんじゃないか?」という迷いがつきまとう。

本当の意味での等身大でいられないことが煩わしくなった。

また、”ステキ”なものに一生懸命乗っかろうとしていたころの写真を見返す機会があり、
なんと痛々しく自分に似合わないのだろう・・・と辟易した。

初めはそうした雑誌代を自分の読みたい書籍代にまわそうという金銭的な理由だったが、
惰性で女性誌によるコマーシャルな要素いっぱいの安心感を買うことはやめた。


とはいえ、大好きな雑誌というのは今でも自分で大切にしたいものがあるので
いいものがあるときは読みたいと思う。

それでも、それはあくまでインスピレーションであり、
インスピレーションを喚起させないような雑誌を無視する勇気は持っていたい。

断捨離キャンペーンでちらりとも読まずに処分された雑誌を思い返すと、
物理的な重さだけでなく、自分を心を縛る重さがそこにあったことに気づかされた。


自分の血となり肉となる、安定的なインスピレーション・ソースとの出会いを期待して
今まで買ってきた女性誌や、付録めあてに買ってしまう雑誌から卒業する。

単位が取れなさそうな予感もあるので、
2014年で10冊まで買っていいという保険をかけてみよう。