夏休みのわくわく
先日、ネットオークションで古本を落札したのですが、
ブツが届くと出品者さんが一筆添えて下さいました。
とてもきれいな字で丁寧な文章。
嬉しいので、しおりにして読み始めました。
これがまた、読んでいて「くぅーっ!」と唸るくらい素敵な表現と内容なので、
まだ読中ですがおすすめしちゃいます。
『内臓とこころ』三木成夫(河出書房新社)
- 作者: 三木成夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: 文庫
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私はネットで流れてきた書評を目にして知ったのですが、
”伝説的名著”の文庫版らしいです。
赤ちゃんが周りにあるものを口にして「なめる」行動から展開する
大人になってからも目の前にあるものの印象像への記憶。
朝型&夜型から展開する四季―地球―宇宙と呼応するからだ、
そして植物と動物の生殖の解釈が口語体で平易に語られます。
生理学や心理学、発生学、そして医学を学ばれた方は
「なんじゃこりゃー!」
といい意味で面白く読めるだろうなぁと思います。
というわけで、わくわくしながら続きを読もうと思います。