夏休みのわくわく

先日、ネットオークションで古本を落札したのですが、
ブツが届くと出品者さんが一筆添えて下さいました。
とてもきれいな字で丁寧な文章。
嬉しいので、しおりにして読み始めました。

これがまた、読んでいて「くぅーっ!」と唸るくらい素敵な表現と内容なので、
まだ読中ですがおすすめしちゃいます。

『内臓とこころ』三木成夫(河出書房新社

内臓とこころ (河出文庫)

内臓とこころ (河出文庫)

私はネットで流れてきた書評を目にして知ったのですが、
”伝説的名著”の文庫版らしいです。

赤ちゃんが周りにあるものを口にして「なめる」行動から展開する
大人になってからも目の前にあるものの印象像への記憶。
朝型&夜型から展開する四季―地球―宇宙と呼応するからだ、
そして植物と動物の生殖の解釈が口語体で平易に語られます。

生理学や心理学、発生学、そして医学を学ばれた方は
「なんじゃこりゃー!」
といい意味で面白く読めるだろうなぁと思います。

というわけで、わくわくしながら続きを読もうと思います。