お引っ越し妄想

相変わらず、時間がぽっと空いたときに掃除をしてみたりする。

大抵がごみや古雑誌の処分である。
それと同じくらい、本棚の中身の入れ換えをしている。
ここは○○ゾーン、ここは××ゾーンといった具合だ。

私はこの年になっていまだに学習机を使っている。
亡くなった祖父が小学校入学祝いに買ってくれたものだ。
少々窮屈だが、小さなころこの上で絵を描いたり漫画を読んだりし
受験勉強もしたので、すっかり愛着が湧いてしまった。

この机の上には、なかなかの量の本も収納できる。
今の部屋でも背の高い本や書類を置いているので、それだけでかなりの存在感だ。

しかし部屋が狭いため、家具はなるべく低くしたい。

そんなわけで、背の高い本を整理し
学習机の本棚の部分を撤去できるくらいスッキリさせたいなぁ…
と思いを巡らせては、捨てられない本が路頭に迷う。

あまりに頻繁に入れ替えてしまうので、
学習机が視界に入ったときになんだか落ち着かない気もする。

資料庫(書斎)のある家に憧れる。