スマホ酔い

年度末です。
仕事も何かと慌しく、仕事用のスケジュール帳を見ていたら
勤労意欲が高くない自分でも、それなりにがんばって仕事していたことが読み取れます。


最近、仕事以外に何をしているかというと
TVがやけに煩いものに感じられるので、
ぼけーっとしたり、たまに本を開いたり、まぁだいたいの時間はスマホをいじっています。

目が痛くなるまでスマホを見ては、仕事でPCに向かい
目を酷使してしまっているのを感じます。

そんな日々なので、スマホの画面を見ていると
頭がぐらぐらすることがあります。
名づけて「スマホ酔い」。

スマホ酔いで気持ち悪くなっても、
疲れや眠さの限界まで画面を見ています。
依存度が高いなぁ。なんでだろう?


なぜか目の疲労もからだの疲労
紙の本を読んだり、運動すると解消されてしまいます。

紙と運動の共通点を探ると、
それなりに能動的に関わらなければ、欲しい答えが返ってこないこと。
それには「感覚」とか「想像力」というものをデジタル以上に発揮させられるアナログなところにたどり着きます。

自分にとってのスマホ酔いは、感覚や想像力をある程度抑えたところで受動的にものを受け取るところにあると思います。


インターネットが出てきたころのキーワードのひとつに
「双方向性」というのがあったと記憶しています。

でも現在、インターネットから得られる情報は
送信者と受信者の双方の方向性の妥協点を探るところにあるような気がしてなりません。

だから、納得のいくまで自分の思う妥協点に近い情報を発信している人を探して今日もインターネットの海へ・・・
となるのかもしれません。


それを繰り返していた自分は、
傍から見ても我ながら滑稽だなぁと思います。

インプットとアウトプットのバランスだけでは語れない何かを、
ふとしたときに感じます。